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保冷剤の捨て方

何ゴミ?分別・手数料・出し方を自治体別に|最終確認 2026-10-04

保冷剤のイラスト

結論

保冷剤は多くの自治体で「燃やすごみ」

※「燃やすごみ」「可燃ごみ」「もやせるごみ」など、自治体によって呼び名が異なります。「不燃ごみ」としている自治体もあります。

保冷剤の中身は約98%が水分で、残りは高吸収性ポリマーです。中身を出さずに、袋に入れたまま出してください。中身をシンクやトイレに流すと配管詰まりの原因になります。

手数料:無料

(燃やすごみ・可燃ごみとして出す場合)

※ 区分・手数料は自治体ごとに異なります。下の表とお住まいの自治体の公式案内で必ずご確認ください。

注意

保冷剤の中身をシンク・トイレ・排水溝に流さないでください。中身の高吸収性ポリマーが水を吸って膨らみ、配管詰まりの原因になります。外袋が破れて中身が漏れている場合は、拭き取ってから袋を二重にして出してください。

保冷剤の捨て方:判断の流れ

1

① 中身の状態を確認する

  • 外袋が無事→ そのまま袋に入れて出せる
  • 外袋(プラスチック)が気になる→ 分解せず袋ごと出すのが基本。分ける指示がある自治体のみそれに従う
  • 破れている・破裂した→ 中身を拭き取り、袋を二重にして出す(下の「破れた・破裂したときの捨て方」へ)
2

② お住まいの自治体の区分を確認する

  • 多くの自治体→ 燃やすごみ(可燃ごみ)として出せる
  • 一部の自治体→ 不燃ごみ・燃やさないごみ扱いの場合あり
3

③ 出す前に

  • 袋の口を結ぶ→ 中身が出ないようにしっかり結ぶ
  • まだ使える→ 活用できる(下の「保冷剤の活用方法」へ)
  • 一度に大量に出る→ 収集日を分けるか、自治体の窓口に相談

青い液体・中身の捨て方

保冷剤の中の青い液体の正体は、着色された水と高吸水性ポリマーです。色は着色料によるもので、ソフトタイプ(ジェル状)もハードタイプ(液体型)も中身の成分はほぼ同じ——水分が約99%、高吸収性ポリマーが約1%です。有害な薬品ではありませんが、絶対にシンク・トイレ・排水溝に流さないでください。

なぜ流してはいけないのか

中身の高吸水性ポリマーは、水分を吸って何十倍にも膨らむ性質があります。排水管の中で膨らむと配管詰まりの原因になり、復旧に高額な費用がかかるケースもあります。「液体だから流せる」は誤りです。

中身を出して捨てるのはNG

  • 袋のままゴミ袋へ入れる→ 基本の正しい捨て方
  • 袋を破って中身だけ出す→ NG。漏れ・付着トラブルの原因になる
  • 中身を排水口・トイレに流す→ NG。配管詰まりの原因になる

誤飲にも注意

青色でぷるぷるした見た目から、小さな子どもやペットが誤って口にする事故が起きています。中身は強い毒性のあるものではありませんが、誤飲した場合はかかりつけ医・獣医師に相談してください。破れた保冷剤はすぐに処理し、手の届かない場所で保管しましょう。

破れた・破裂したときの捨て方

中身が漏れた状態でも、分別区分は基本的に変わりません。出し方だけ次の手順で行ってください。

  1. ① 新聞紙・古布・ペットシートで吸い取る→ 中身は絞り出さず、染み込ませるように吸わせる
  2. ② 袋を二重にする→ 破れた容器ごと包んで、外に漏れないようにする
  3. ③ 自治体の区分どおりに出す→ 多くの自治体では燃やすごみ。不燃ごみの自治体はそちらへ

冷凍庫で凍らせたまま袋が割れてしまうケースもあります。凍結と解凍を繰り返すと外袋が劣化するため、袋が白く濁ったり硬くなっているものは再利用せず処分してください。台東区は「解凍してから出す」と案内しています。

※ 一度に大量に出る場合は収集に支障が出ることがあります。収集日を分けるか、自治体の窓口に相談してください。

ハードタイプ(液体型)の保冷剤は?

保冷剤は大きくソフトタイプ(ジェル状)とハードタイプ(かたいプラスチック容器に液体が入ったもの)に分かれます。中身の成分はほぼ同じで、捨て方の基本も変わりません。違うのは外側の容器です。

  • ソフトタイプ(ジェル状・袋タイプ)→ 中身を出さず、袋ごとそのまま出す
  • ハードタイプ(液体型)→ 基本は中身を出さずそのまま出す。容器を「プラスチック製容器包装」に分けるよう指示している自治体では、その指示に従う
  • どちらでも→ 中身をシンク・トイレに流さない。これは共通の鉄則

※ ハードタイプの容器は可燃ごみとして扱う自治体と、プラスチック資源に分ける自治体があります。お住まいの自治体の公式案内でご確認ください。

東京23区の区分早見表(保冷剤)

※ 23区を掲載しています。区分名は各区の原文の呼び方です。出典URLを確認できた区だけリンクしています。大田区・中野区・荒川区は品目の欄を特定できなかったため、「区の公式案内で確認してください」としています。広島市は「不燃ごみ」です(下の比較表)。

保冷剤の活用方法:捨てる前にできること

外袋が破れていない保冷剤は、捨てずに繰り返し使えます。捨てる前に、次の活用方法を試してみてください。

  • 再凍結して保冷剤として使う→ 冷凍庫に入れて繰り返し使える。解凍後は洗って乾かしてから再凍結する
  • 冷蔵庫・冷凍庫の保冷・停電対策に→ 庫内に入れると温度が安定する。冷凍庫に余分に入れておくと停電時に強い
  • 生ごみの臭い対策に→ 凍らせてごみ箱の底に入れると、臭いと虫を抑えられる。夏場は特に効果的
  • 弁当・水筒の保冷に→ ランチバッグやクーラーボックスに入れて、食品の傷みを防ぐ
  • 車内・ペットの暑さ対策に→ タオルで包んで使う。ただし真夏の車内放置は保冷剤でも危険なので注意
  • 園芸・観葉植物の暑さ対策に→ 鉢の周りに置いて根の温度上昇を抑える
  • 家具・観葉植物の移動時のキズ防止に→ 冷たくて扱いやすいが、結露で床が濡れないよう袋ごと使う

再利用できないケース

  • 外袋が破れている・中身が漏れている→ 再利用せず処分する(上の「破れた・破裂したときの捨て方」へ)
  • 袋が白く濁っている・硬くなっている→ 劣化しているので処分する
  • 食品に直接触れて使っていたもの→ 衛生面が気になる場合は処分する

保冷剤は凍結と解凍を繰り返すと外袋が劣化していきます。冷凍庫から出したときに袋が膨らんでいたり、白く濁っているものは寿命です。無理に使い続けず、燃やすごみとして処分してください。

文京区の公式FAQでは「保冷剤(高吸水性ポリマー)には消臭効果がありますので、消臭剤として再利用することもできます」と案内しています。

全国の自治体ではどうなっている?

ステポン調べ:24 自治体のうち

  • 燃やすごみ12 自治体(50%)
  • 可燃ごみ7 自治体(29%)
  • 区の公式案内で確認してください3 自治体(13%)
  • 燃やす1 自治体(4%)
  • 不燃ごみ1 自治体(4%)

自治体ごとの区分・手数料

※ 1 自治体の公式情報をもとに作成。順次追加しています。

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よくある質問

保冷剤は何ゴミですか?+

多くの自治体では「燃やすごみ(可燃ごみ)」です。ただし「不燃ごみ」としている自治体もあるため、必ずお住まいの自治体の公式案内で確認してください。

保冷剤の中身は流してもいいですか?+

流さないでください。保冷剤の中身は約98%が水分、残りが高吸収性ポリマーで、シンクやトイレに流すと配管詰まりの原因になります。袋に入れたまま出してください。

保冷剤は燃えるゴミで出せますか?+

多くの自治体では燃やすごみとして出せますが、自治体によって扱いが分かれます。お住まいの自治体の分別区分を確認してください。

保冷剤を大量に捨てることはできますか?+

家庭ごみの範囲であれば出せますが、一度に大量に出すと収集に支障が出ることがあります。収集日を分けるか、自治体の窓口に相談してください。

保冷剤は再利用できますか?+

外袋が破れていないものは、冷凍庫で再凍結して繰り返し使えます。冷蔵庫の保冷、生ごみの臭い対策、車内の保冷などにも使えます。劣化して破れているものは燃やすごみとして出してください。

ジェル状の保冷剤も同じ捨て方ですか?+

基本的には同じです。中身を出さずに袋ごと出すのが基本で、分別区分はお住まいの自治体の案内に従ってください。

保冷剤の青い液体は何ですか?+

着色された水と高吸収性ポリマーです。色は着色料によるもので、ソフトタイプもハードタイプも成分はほぼ同じ(水分約99%・高吸収性ポリマー約1%)。有害な薬品ではありませんが、配管詰まりの原因になるため排水口やトイレに流さないでください。

保冷剤が破れて中身が出てしまいました。どう捨てればいいですか?+

新聞紙・古布・ペットシートで中身を吸い取り、袋を二重にしてから自治体の区分どおりに出してください。多くの自治体では燃やすごみです。中身を絞り出したり、排水口に流したりしないでください。

ハードタイプ(液体が入ったプラスチック容器)の保冷剤は何ゴミですか?+

中身の成分はソフトタイプと同じで、基本は中身を出さずにそのまま出します。容器を「プラスチック製容器包装」に分けるよう指示している自治体では、その指示に従ってください。

東京23区で保冷剤の区分は違いますか?+

呼び方は区によって異なります。確認できた区は「燃やすごみ」または「可燃ごみ」(豊島区は「燃やす」)です。大田区・中野区・荒川区は品目の欄を特定できなかったため、区の公式案内でご確認ください。上の「東京23区の区分早見表」に一覧しています。

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カセットボンベ(カセットこんろ用のガスボンベ)は中身が残っていると爆発・火災の危険があるため、使い切ってから出すのが基本です。多くの自治体では「不燃系ごみ」または「資源」で、他のごみと分けて出します。「資源」として回収する区も5区あります。穴をあける必要はありません(危険なため、禁止している自治体がほとんどです)。カセットボンベは「ガス缶」「カセットガスボンベ」と呼ばれることもありますが、扱いは同じです。プロパンガス用の大型ボンベは自治体では回収できません。

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スプレー缶は中身が残っていると爆発・火災の危険があるため、ガスを完全に抜いてから出すのが基本です。多くの自治体では使い捨てライターやカセットボンベと同じ区分で、他のごみと分けて出しますが、東京都23区だけでも9種類の区分があり、「資源」として回収する区も5区あります。穴をあける必要はありません(危険なため、禁止している自治体がほとんどです)。キャップは外してプラスチックへ分別する自治体が多くなっています。

ライターの捨て方

ライターはガスが残っていると発火・爆発の危険があるため、多くの自治体でそのままでは回収できません。使い切るか、ガスを完全に抜いてから出すのが基本です。

保冷剤と同じく「中身を出さずにそのまま出す」品目です。あわせてご確認ください。

出典・確認日

掲載情報は自治体の公式案内をもとに作成しています。制度改定により内容が変わることがあるため、最終確認は必ずお住まいの自治体の公式サイトで行ってください。